【2026年9月運用実績】+7.8万円。ただし中身は12.9万円のマイナスです
この記事について
先月の記事で、私はこう書きました。
増加の3分の2が相場由来でした。
9月は、その逆です。
総資産は1,076万円。前月比+78,375円(+0.7%)。 数字だけ見れば増えています。
でも、この月に私が入れたお金は207,775円でした。20.7万円入れて7.8万円しか増えていない。つまり相場による増減は-129,400円のマイナスです。
先月の記事で「毎月20万円入れていれば、相場が下げても総資産は増えて見える」と書きました。まさにそれが起きた月なので、丁寧に書きます。
1. 9月の総資産
| 項目 | 8/31 | 9/30 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 10,684,558円 | 10,762,933円 | +78,375円(+0.7%) |
| 取得原価 | 7,602,056円 | 7,809,831円 | +207,775円 |
| 含み益 | +3,082,502円 | +2,953,102円 | -129,400円 |
| 含み益率 | 40.5% | 37.8% | -2.7pt |
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グラフの右端を見てください。青い線(評価額)はほとんど動いていないのに、グレーの点線(元本)だけが持ち上がっています。 その差である緑のバーが、8月より痩せている。
これが「増えたように見えて、中身は減っている」の正体です。
2. 増減の内訳
毎月いちばん大事にしている分解です。
| 要因 | 金額 |
|---|---|
| 買付(入金) | +207,775円 |
| 評価損益(相場による増減) | -129,400円 |
| 合計 | +78,375円 |
20.7万円入れて、12.9万円ぶん評価が下がった。差し引きで7.8万円の増加。 「+0.7%」という数字より、こちらのほうが9月の実感に近いです。
含み益率も、40.5%から37.8%へ2.7ポイント削れています。総資産は増えているのに、自分の資産のうち「値上がりで得た部分」の割合は減ったということです。
3か月並べると
連載3回目になったので、ようやく推移が出せます。
| 月 | 買付 | 評価損益 | 純増減 |
|---|---|---|---|
| 7月 | +210,406円 | -264,533円 | -54,127円 |
| 8月 | +206,608円 | +378,741円 | +585,349円 |
| 9月 | +207,775円 | -129,400円 | +78,375円 |
| 3か月計 | +624,789円 | -15,192円 | +609,597円 |
3か月で60.9万円増えましたが、そのうち62.4万円は自分で入れたお金です。相場からもらった分は、-1.5万円のマイナス。
毎月ほぼ同じ額(21万円前後)を入れているので、動いているのは評価損益の列だけです。-26万 → +38万 → -13万。この振れ幅こそが相場で、3か月通せばほぼゼロでした。
積立を始めたばかりの人が「3か月で60万円増えた」と言うとき、その中身はたいていこれです。資産形成の初期は、相場より入金のほうが圧倒的に効きます。
3. 9月の値動き:上旬に35万円下げて、月末に最高値
月初と月末だけ見ると+0.7%ですが、道中はかなり動いていました。
| 日付 | 総資産 | |
|---|---|---|
| 9/1 | 10,646,052円 | |
| 9/11 | 10,333,767円 | 月内最安 |
| 9/28 | 10,894,795円 | 年内最高を更新 |
| 9/30 | 10,762,933円 |
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9/1から9/11まで、7営業日連続で下げ続けました。 下げ幅は278,115円。年内最高(8月中旬)と比べると-3.78%です。
原油価格の急騰と長期金利の上昇が重なった時期で、週次記事でも「二重の逆風」と書きました。正直なところ、この週は画面を見るのが少し憂鬱でした。
そこから流れが変わります。9/11を底に反転し、9/28には10,894,795円で年内最高を更新。17営業日で526,858円、5.08%の戻しです。
ただし月末2営業日でまた下げて、10,762,933円で着地しました。
この間、私がやったことは何もありません。 9/2に自動積立が15万円執行されただけで、下げている最中も戻している最中も、金額は一切変えていません。
4. 自動積立は2か月目も問題なし
| 銘柄 | 金額 | 執行 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 100,000円 | 9/2 |
| ニッセイNASDAQ100 | 30,000円 | 9/2 |
| auMAレバレッジNASDAQ100 | 10,000円 | 9/2 |
| iFreeレバレッジNASDAQ100 | 10,000円 | 9/2 |
| 自動積立 計 | 150,000円 | 全額執行 |
これに手動の買付を加えて、9月の買付は合計207,775円でした。
9/2は、上で書いた「7営業日連続の下げ」の2日目です。下げている最中に、何の判断も挟まず15万円が入りました。 自動化していなければ、「もう少し待とうか」と考えた可能性は十分あります。
結果として9/11まで下げ続けたので、9/2に買った分は一時的に含み損でした。でも9/28には年内最高を更新しているので、いま見れば悪くない買い場です。どちらも事前には分かりません。
5. 銘柄別:S&P500の含み益は248万円
9月単月の損益ではなく、9/30時点での累計の含み損益で並べます。
含み益が大きい順
| 銘柄 | 評価額 | 含み損益 | 含み益率 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 7,581,846円 | +2,480,057円 | +48.6% |
| ニッセイNASDAQ100 | 2,154,288円 | +364,288円 | +20.4% |
| iFreeレバレッジNASDAQ100 | 360,415円 | +69,415円 | +23.9% |
含み損になっている銘柄
| 銘柄 | 評価額 | 含み損益 | 含み益率 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式 | 273,716円 | -1,284円 | -0.5% |
| SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド | 21,904円 | -1,938円 | -8.1% |
| 楽天グループ | 67,610円 | -8,590円 | -11.3% |
S&P500の含み益率48.6%が、私のポートフォリオを支えています。資産の7割がここなので、この1銘柄の調子がそのまま私の成績です。
一方で、全世界株式が含み損に沈んでいます。これは企業型DCで毎月買い続けている銘柄で、買付が新しいぶん取得単価が高い。買い増している最中の銘柄は、こうなりやすいという例として見ています。
楽天グループの-11.3%は、10銘柄中いちばん悪い数字です。ただ保有6.7万円なので、全体への影響はほとんどありません。
9/30時点の構成
| 銘柄 | 評価額 | 構成比 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 7,581,846円 | 70.4% |
| ニッセイNASDAQ100 | 2,154,288円 | 20.0% |
| iFreeレバレッジNASDAQ100(ヘッジあり) | 360,415円 | 3.3% |
| eMAXIS Slim 全世界株式 | 273,716円 | 2.5% |
| auMAレバレッジNASDAQ100(ヘッジあり) | 141,666円 | 1.3% |
| eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 106,910円 | 1.0% |
| 楽天グループ | 67,610円 | 0.6% |
| ステート・ストリート・ゴールド・オープン | 31,757円 | 0.3% |
| iFreeNEXT FANG+ | 22,821円 | 0.2% |
| SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド | 21,904円 | 0.2% |
| 合計 | 10,762,933円 | 100.0% |
※構成比は四捨五入のため、各行を足すと99.8%になります
上位2銘柄で90.4%。先月から0.7ポイント下がりましたが、相変わらず米国株の大型テック偏重です。
6. 円高が1.7%進みました
9月のドル円です。
| 時点 | USD/JPY |
|---|---|
| 9/1 | 159.797 |
| 9/30 | 157.118 |
| 変化 | -1.7%(円高) |
円建てで米国株を持っていると、円高はそれだけで評価額を押し下げます。 9月の評価損益-129,400円のうち、どれだけが円高によるものかは切り分けられません(私のトラッカーは円換算後の金額しか持っていないためです)。
ただ、総資産の-1.2%に対して円高が-1.7%進んでいることを考えると、S&P500自体は円建てで見るより健闘していたはずです。
8月の記事では、協調介入後の円安戻しが資産を押し上げたと書きました。9月はその逆方向に動いた、ということになります。為替は毎月こうして行ったり来たりします。
7. 10月に向けて
方針は変えません。
- 自動積立4プラン(月15万円)を継続
- S&P500中心の構成もそのまま
- レバレッジの比率は上げない
9月は含み益率が2.7ポイント削れましたが、3か月通せば相場からの取り分はほぼゼロです。資産が増えているのは、いまのところほぼ入金の力だと認識しています。
それでいいと思っています。相場は自分でコントロールできませんが、入金は自分で決められる。コントロールできるほうを淡々と続けるだけです。
まとめ
- 9月の総資産は1,076万円、前月比**+78,375円(+0.7%)**
- ただし買付が+20.8万円、評価損益は-12.9万円。増えたのは入金の力
- 含み益率は40.5%→37.8%(-2.7pt)
- 3か月累計では**+60.9万円のうち62.4万円が入金**、相場からの取り分は-1.5万円
- 月内は9/11に年内最高比**-3.8%まで下げ、9/28に年内最高を更新**
- 自動積立は2か月目も全額執行。下げている最中も金額を変えず
- ドル円は**-1.7%の円高**
増えた月も減った月も、同じ形式で書きます。総資産だけ見ていると、自分の成績は分かりません。 来月も買付と評価損益を分けて出します。
