NISA貧乏は、そこまで悪いことだと思っていない

NISA貧乏は一概に悪いことではなく、問題は現金比率とリスク許容度だという考えをテーマにした記事のアイキャッチ画像
エクラ

NISA貧乏が悪いことのように語られすぎだと思っている

NISA貧乏という言葉を聞くと、どこかネガティブな印象があります。
投資にお金を回しすぎて、日々の生活が苦しくなっている。
そんなニュアンスで使われることが多いと思います。

もちろん、無理をして生活を壊しているなら問題です。
でも個人的には、NISA貧乏そのものは、そこまで悪いことだと思っていません。

なぜなら、節約して投資に回すこと自体は、本人が納得してやっているなら別におかしなことではないからです。

世の中では、旅行が趣味の人もいれば、推し活が趣味の人もいます。
ガジェットや車にお金をかける人もいます。

それと同じように、投資が趣味みたいなものなら、NISAにお金を入れて少し手元が心もとない状態も、構造としてはそこまで変わらないと思っています。


投資が趣味なら、推し活でお金がなくなるのと大きくは変わらない

この感覚はかなり大きいです。

推し活にお金を使えば、一時的に手元資金は減ります。
旅行が趣味でも同じです。
好きなものにお金を使えば、当然ほかに使えるお金は減ります。

でも、それをわざわざ
「推し活貧乏は危険だ」
「旅行貧乏はやめた方がいい」
と一括で悪く言うことは、そこまで多くありません。

それぞれ、本人が満足してやっているなら、それはその人のお金の使い方だからです。

NISA貧乏も、かなり近いものがあると思っています。
少なくとも、本当にただ散財しているわけではありません。

しかも、推し活や旅行と違って、投資に回したお金はゼロになる前提ではない。
もちろん損をすることはありますし、元本保証でもありません。
でも、少なくとも「使って終わり」のお金ではないという点では、かなり違います。

だから個人的には、NISA貧乏という言葉だけで一括して悪く言うのは、少し雑だと思っています。


生活を切り詰めること自体が悪いわけではないと思う

ここも誤解されやすいところです。

生活を切り詰めて投資に回すと聞くと、すぐに
「それは不健康だ」
「もっと今を楽しむべきだ」
という話になりがちです。

でも、自分はそこも一律には言えないと思っています。

極端に見える生活でも、本人がその生活水準で満足しているなら、外野が悪いと決めつける話ではありません。
お金をあまり使わなくても満足できる人は実際にいますし、むしろ浪費することにあまり興味がない人もいます。

そういう人にとっては、節約して投資に回すことは我慢ではなく、むしろ自然な選択です。

問題なのは、生活水準が低いことそのものではありません。
本人が納得していないのに無理をしていることの方だと思っています。


ただし、現金比率を落としすぎるのはよくない

ここはかなり大事です。

NISA貧乏そのものは悪ではないと思っていますが、何の条件もなく肯定したいわけではありません。
やはり、現金が少なすぎる状態は危ないと思っています。

ただ、これは何も投資に限った話ではありません。

推し活でも、旅行でも、車でも、ガジェットでも、趣味にお金を使いすぎて手元資金が薄くなれば同じように危うくなります。
つまり問題なのは、NISAにお金を入れていることそのものではなく、何に使うにしても現金を減らしすぎることだと思っています。

だから自分は、生活を切り詰めて投資に回すこと自体は否定しませんが、現金まで薄くしすぎるのは違うと思っています。


本当にまずいのは、NISA貧乏そのものよりリスク許容度を超えることだと思う

結局いちばん問題なのは、ここだと思っています。

NISA貧乏かどうかより、自分のリスク許容度を超えているかどうかの方がずっと大事です。

たとえば、節約して投資に回していても、

  • 本人が納得している
  • 現金もある程度持てている
  • 下落しても方針を変えるつもりがない
  • 夜ちゃんと眠れる

なら、そこまで大きな問題ではないと思います。

逆に、

  • 少し下がるだけで不安になる
  • 含み損で眠れなくなる
  • 急落したらすぐ売るしかない
  • 現金がなさすぎて常に不安

なら、それはNISA貧乏かどうか以前に、単純にリスクを取りすぎです。

つまり、問題なのは節約して投資に回していることではなく、その結果として自分が耐えられない状態になっていることだと思っています。


問題は「貧乏っぽく見えること」ではなく、無理をしているかどうかだと思う

たとえ生活が質素でも、自分で選んでその状態にいるなら、それは別に問題ではありません。
でも、本当にまずいのは、現金がなさすぎることで常に不安を抱えたり、少しの値動きで方針が揺らぐような状態です。

何かあっても対応できない。
投資をやめたくなくても、崩さざるを得ない。
少し下がっただけで不安が大きくなり、ルールを守れなくなる。

これはかなり危ないです。

だから自分は、NISA貧乏の問題を
「お金を投資に回しすぎること」
とはあまり思っていません。

本当に問題なのは、自分で選んでいない我慢リスク許容度を超えてしまうこと だと思っています。


結局、自分で選んだ節約ならそこまで悪いことではない

NISA貧乏という言葉は、どうしても悪いものとして使われがちです。

でも個人的には、節約して投資に回すことそのものは、そこまで悪いことだとは思っていません。
投資が趣味なら、それは推し活や旅行でお金を使っているのと大きくは変わらないからです。

しかも、少なくとも本当にただ散財しているわけではありません。

ただし、現金比率を落としすぎるのはよくない。
そして本当にまずいのは、NISA貧乏そのものより、自分のリスク許容度を超えてしまうことです。

自分で選んだ節約で、本人が満足していて、しかも無理のない範囲で続けられているなら、それは外野が一概に否定するような話ではないと思っています。


まとめ

NISA貧乏は、そこまで悪いことだと思っていません。

投資が趣味なら、NISAにお金を入れて少し手元が寂しくなるのは、推し活や旅行でお金が減るのと大きくは変わらないからです。
少なくとも、本当にただ散財しているわけではありません。

生活を切り詰めること自体も、本人がその生活水準で満足しているなら、外野が悪いと決めつける話ではないと思っています。

ただ、現金比率を落としすぎるのはよくない。
しかもそれは、投資に限った話ではありません。趣味でも消費でも、手元資金を薄くしすぎれば同じように危うくなります。

そして本当にまずいのは、NISA貧乏かどうかより、自分のリスク許容度を超えてしまうことです。

結局大事なのは、生活が質素かどうかではなく、
本人が納得しているか、無理をしていないか、そして自分で耐えられる範囲に収まっているか
なのだと思っています。

ABOUT ME
エクラ
エクラ
40歳を過ぎたことをきっかけに、本格的に資産形成を開始。現在は投資信託を中心に、長期・分散・積立を軸とした運用を行っています。 年収の40%以上を投資に回しながら、実際の運用を通じて得た気づきや考えをもとに、資産形成や長期投資について発信しています。 短期の値動きに一喜一憂せず、タイミングよりも継続を重視するスタンスで取り組んでいます。
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