SOXファンドが好調でも、NISAで買うかは別問題だと思っている
今強いファンドが気になってしまうのは自然なことだと思う
SOXファンドのように、直近で大きく上がって注目を集めるファンドは定期的に出てきます。少し前ならFANG+もかなり人気がありました。
実際、そうした商品が大きく伸びることはありますし、話題になるのも自然だと思います。上がっているものを見ると、「今買わないともったいないのではないか」と感じるのも普通です。
ただ、NISAで買う商品を考えるときに本当に大事なのは、今どれだけ成績がいいかではなく、自分がその商品を長く持ち続けられるかどうかだと思っています。
NISAの強みは、非課税で長く運用を続けられることです。 だからこそ、短期的に強そうに見える商品よりも、時間をかけて持ち続ける前提を持てる商品の方が相性がいいと思っています。
今回は、SOXファンドやFANG+のような好調な商品を例にしながら、NISAで買う商品は「今強いか」より「長く持てるか」で決めるべきだと思う理由を書いてみます。
NISAで買うなら、今強いファンドより長く持てるファンドの方がいいと思っている
特定口座で短期売買をするなら、「今強いから乗る」という考え方もまだ分かります。
でも、NISAはそういう口座ではないと思っています。
NISAの一番の魅力は、非課税で長く運用を続けられることです。値上がり益が非課税になるだけでなく、そのまま長い時間をかけて資産を積み上げていけるところに意味があります。
だからこそ、NISAで買う商品を考えるときは、「今の成績がいいか」より、「この先も持ち続けたいと思えるか」を先に考えるべきだと思っています。
10年、20年単位で見たときに、その商品にまだ期待できると思うなら買う理由になります。逆に、「今は強いけど、この追い風は短期的かもしれない」と感じるなら、NISAで持つにはあまり向いていないと思います。
NISAで買う商品は、短期で売りたくならないか。自分はそこをかなり重視しています。
SOXファンドやFANG+のように、その時々で強く見える商品は必ず出てくる
相場には、その時々で目立つテーマがあります。
ある年は米国ハイテク、ある年は半導体、またある年は特定のテーマ型ファンドが人気になる。直近の成績が良い商品ほど目に入りやすく、SNSやYouTubeでも話題になりやすいです。
SOXファンドやFANG+もその代表例だと思います。実際に上がっているからこそ注目されるし、過去のチャートを見れば魅力的に見えるのも無理はありません。
でも、ここで気をつけたいのは、「今強い」という事実と、「これから長く持てる」という判断は別だということです。
今の勢いがそのまま長く続くとは限りませんし、短期的に大きく伸びたあと、長く停滞することもあります。話題性があることと、NISAで持つのに向いていることは、まったく同じではないと思っています。
NISAの強みは、非課税で長く運用を続けられることだと思っている
インデックスファンドの長期投資で、NISAと相性がいいと思う理由ははっきりしています。
それは、長い時間をかけて、非課税のまま資産を積み上げていけるからです。
インデックスファンドの中では、配当や収益が外に出ず、ファンドの中で積み上がりながら基準価額に反映されていく形が基本です。投資家側で何か特別な操作をしなくても、そのまま運用が継続されていく。この仕組みは、NISAの「長く持つほど強い」という特徴とかなり相性がいいと思っています。
だからこそ、途中で売ってしまうのはもったいない。
せっかく非課税で積み上がっていく構造を持っているのに、短期で売る前提で入ってしまうと、その強みを自分から削ってしまうことになります。
SOXファンドやFANG+が悪いわけではない。でもNISAの主力に向くかは別だと思う
SOXファンドやFANG+が悪い商品だと言いたいわけではありません。
実際、魅力のある商品だと思いますし、今後も伸びる可能性は十分あると思います。半導体やハイテクは、今後の成長余地がある分野なのは間違いありません。
ただ、それでも大事なのは、自分の投資期間の中で持ち続けられるかどうかです。
10年、20年単位で見ても伸びると考えていて、その間の大きな値動きにも付き合う覚悟があるなら、選択肢としては十分ありだと思います。
でも、「今強いから」「話題だから」「乗り遅れたくないから」という理由が先に来るなら、それは少し危ないと思っています。
そういう買い方は、結局相場が崩れたときに持ち続けられず、途中で売りたくなりやすいからです。
特にNISAでは、その商品を長く持つ前提があるかどうかがかなり重要です。
自分なら、SOXファンドやFANG+のような集中度の高い商品を買うとしても、NISAの主力ではなく、あくまでサブとして考えると思います。主力にするなら、もっと長く持ちやすく、土台になりやすい商品を選びたいです。
NISAで買う商品は、ワクワクするものより土台になるものの方が向いている
投資をしていると、どうしてもワクワクする商品に目が向きます。
値動きが大きいもの、話題性があるもの、最近よく上がっているもの。そういう商品は魅力的ですし、見ていて楽しいのも分かります。
でも、NISAの土台として考えるなら、やはり広く分散された商品の方が自然だと思っています。
たとえばS&P500やオルカンのように、長期で持つ前提を置きやすい商品は、NISAの性格とかなり噛み合っています。劇的ではないかもしれませんが、長く持つことに無理がありません。
一方で、SOXファンドやFANG+のようにテーマ性や集中度が強い商品は、持つならサブにとどめるくらいの方が無理がないと思います。
主力にするなら、長く持てる土台になる商品。
テーマ性の強い商品は、その上に少し乗せる程度。
そのくらいの距離感の方が、NISAではしっくりきます。
結局、NISAで買う商品は「今強いもの」ではなく「長く持てるもの」で選ぶべきだと思う
SOXファンドやFANG+のように、好調な商品が話題になるのは自然です。実際に上がっているなら、魅力的に見えるのも当然だと思います。
でも、NISAで買う商品を考えるときに本当に大事なのは、今どれだけ上がっているかではありません。
自分がその商品を10年、20年単位で持つつもりがあるのか。途中で売りたくならないか。相場が崩れても持ち続けられるか。そこを先に考えるべきだと思っています。
NISAの最大の強みは、非課税で長く運用を続けられることです。
だからこそ、NISAで買う商品は「今強いもの」ではなく、「長く持てるもの」で選ぶ方が合理的です。
好調なファンドを見るたびに気持ちが動くことはあると思います。自分もまったく気にならないわけではありません。
それでも、最終的に判断するときは、「今強いか」ではなく、「この商品を長く持つ前提を持てるか」。
NISAでは、その基準の方がずっと大事だと思っています。
