投資&資産形成

長期投資でタイミングを考えるのは無意味だと思っている

エクラ

はじめに

長期投資では、タイミングを考える必要はないと言われています。

・いつ買うか
・いつ売るか

これを考えずに、淡々と積み立てていけばいい。

シンプルで、合理的な方法です。

ですが実際には、

多くの人がタイミングを考えてしまいます。


結論:問題はタイミングではなく「考えてしまうこと」

結論から言うと、

長期投資において問題なのは、

タイミングを考えることそのものだと思っています。


人は必ず「今が高いのでは」と思う

投資をしていると、

誰でも一度は思うはずです。

・今は高いのではないか
・もう少し待てば下がるのではないか
・今は買うタイミングではないのではないか

これは自然な感情です。


その結果、行動が止まる

ですが、この「考える」という行動が、

そのまま投資のブレーキになります。

・様子を見る
・今月はやめておく
・もう少し待つ

こうして、

本来やるべきだった行動をやらなくなる


あるいは逆の行動をしてしまう

さらに厄介なのは、

考えた結果、逆の行動を取ってしまうことです。

・上がっている → 焦って買う
・下がっている → 怖くなって買えない

つまり、

高い時に買い、安い時に買えない

という状態になります。


ですが、それに答えはありません

・今が高いのか
・これから下がるのか

これは誰にも分かりません。

それにも関わらず、

そこに答えを求め続けるとどうなるか。


一度冷静に考えてみてください

プロの機関投資家であっても、長期的に指数に勝ち続けることは簡単ではありません。

膨大な時間をかけて情報を集め、あらゆる可能性を考えた上で売買しても、結局は指数に勝てない人が大半です。

それを踏まえれば、素人である私たちが考えるようなことは、すでに市場に織り込まれているはずです。

その上でタイミングを測ったところで、結果はだいたい見えていると思っています。


その結果どうなるか。

・判断できない
・行動できない
・機会を逃す

結果として、

何もできないまま時間だけが過ぎていく


中途半端な行動になる

あるいは、

・少しだけ買う
・様子を見ながら入る
・タイミングを分ける

こういった中途半端な行動になります。

一見リスクを抑えているように見えますが、

長期投資のメリットを薄めている行動でもあります。


実際の相場でも起きていること

つい先日までのイラン情勢の影響で、S&P500は3月末にかけて大きく下落しました。

ですが、その後は短期間で反発し、現在は再び最高値圏まで戻ってきています。

実際、3月30日の安値からは9営業日ほどで約8.5%上昇し、イラン情勢が本格化する前の水準をほぼ取り戻しました。


こういった動きを見ると、

下落局面で上手くやろうとしてタイミングを測り、安値圏で手放してしまった人は、

この上昇をそのまま取り逃したことになります。


つまり、

下げを避けようとして動いたことが、その後の上昇を逃す原因になるということです。


私自身の例

私は積立設定を1日にしています。

積立投資を続けていると、

約定日に限って値上がりし、翌日に下がるといった場面に何度も遭遇します。

そのたびに、

「約定日を変えた方がいいのではないか」

と考えてしまうこともあります。

ですが、そのたびに当時決めたルールを思い出し、思いとどまっています。


長期投資において重要なのは、

より長く市場に居続けることだと思っています。

だからこそ私は、

1日でも長く市場にいるために、積立日を1日にしています。


この程度のズレを気にしてルールを変えてしまうことの方が、長期的にはリターンに影響すると考えています。


長期投資に必要なのは「決めてしまうこと」

長期投資において重要なのは、

考え続けることではなく、

あらかじめ決めてしまうことです。

・毎月買う
・金額を決める
・ルールを変えない

これだけです。


考えない仕組みを作る

重要なのは、

考えないことではなく、考えなくていい状態を作ることです。

・自動積立
・ルール固定
・見ない

こういった仕組みがあることで、

タイミングを考える余地を減らすことができます。


まとめ

長期投資はシンプルです。

ですが、

人間がそれを難しくしています。

・タイミングを考える
・予想をする
・より良い選択を探す

これらすべてが、

長期投資の邪魔になる可能性があります。

長期投資で重要なのは、

正しいタイミングを見つけることではなく、

タイミングを考え続けないことです。

ABOUT ME
エクラ
エクラ
40歳を過ぎたことをきっかけに、本格的に資産形成を開始。現在は投資信託を中心に、長期・分散・積立を軸とした運用を行っています。 年収の40%以上を投資に回しながら、実際の運用を通じて得た気づきや考えをもとに、資産形成や長期投資について発信しています。 短期の値動きに一喜一憂せず、タイミングよりも継続を重視するスタンスで取り組んでいます。
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