今週の米国市場まとめ|半導体急落と中東情勢が重なった週
今週の市場概況
今週の米国市場は、中東情勢の緊迫化とインフレ再加速懸念が重なり、神経質な値動きが続く1週間となりました。週初から原油価格の上昇が意識される中、週半ばにはCPI関連の指標が市場心理を揺さぶり、金利の高止まり観測が強まる展開となりました。
特に目立ったのは半導体セクターの弱さです。NASDAQ100は週間で-4.86%と大きく下落し、AI相場を牽引してきたハイテク株に資金が戻りにくい状況が続きました。一方でダウ平均は+0.23%とわずかながらプラスを維持しており、エネルギー株高などディフェンシブな銘柄への資金シフトが伺える週でもありました。長期金利が5.19%まで上昇したことも、グロース株にとっては逆風となったようです。
S&P500全体では-1.91%の下落にとどまりましたが、これは個別セクターの明暗がはっきり分かれた結果とも言えます。金(GLD)はほぼ横ばいで推移し、ビットコインも-1.45%と比較的落ち着いた値動きでした。長期で淡々と積み立てる立場からすると、こうした短期的な揺れはこれまでも何度も経験してきた景色であり、今週もその延長線上にあると感じています。
マーケットデータ
| 銘柄 | 週初終値 | 週末終値 | 週間騰落率 |
|---|---|---|---|
| S&P500(SPY) | 778.10 | 763.25 | -1.91% |
| NASDAQ100(QQQ) | 746.04 | 709.80 | -4.86% |
| ダウ平均(DIA) | 517.91 | 519.10 | +0.23% |
| 金(GLD) | 382.15 | 382.01 | -0.04% |
| ビットコイン(BTC) | 82854.00 | 81649.00 | -1.45% |
今週のトピックス
月曜日(10/12)
中東リスクとAI相場、資金はどこに向かうか
週明けから中東情勢の緊迫化が意識され、AI関連株を中心に資金フローの変化が注目されました。半導体セクターへの資金流入にブレーキがかかる兆しが見え始めた1日でした。
火曜日(10/13)
半導体安とエネルギー高が併存、原油市場の歪みを読む
地政学リスクの高まりを背景に原油市場が大きく動き、半導体株の軟調さとエネルギー株の強さが同時進行する珍しい展開となりました。原油価格の歪みが市場全体に波及する様子が見られました。
水曜日(10/14)
中東情勢とCPI加速懸念、エネルギー株高が示す市場心理
CPI加速への懸念が強まる中、中東情勢の緊迫も重なり、投資家心理は慎重さを増しました。エネルギー株の堅調さが、市場参加者のリスク回避姿勢を映す形となりました。
木曜日(10/15)
インフレ再加速の懸念がより明確になり、金利の高止まり観測が強まったことで、半導体株が急落しました。FRBの今後の姿勢に注目が集まる1日となりました。
金曜日(10/16)
長期金利が5.19%まで上昇し、中東情勢の緊迫も相まって株式市場全体が揺れる展開となりました。VIXの動きからも、市場参加者の警戒感の高まりが伝わってきます。
土曜日(10/17)
週を締めくくる形で、半導体株の急落と原油高が同時に進行しました。資金の向かう先を模索する動きが続いており、来週以降の市場の方向感が注目されます。
ポートフォリオ週次レポート
今週は中東情勢とインフレ懸念の影響もあり、ポートフォリオ全体ではマイナスの動きとなりました。市場変動による減少額は約-10.8万円で、週末時点の評価額は約1099万円となっています。
日別評価額推移
- 10/13(火):1116.2万円
- 10/14(水):1114.3万円
- 10/15(木):1095.2万円
- 10/16(金):1099.5万円
週半ばにかけて評価額が目に見えて下がっていく場面では、さすがに少し気持ちが揺れる瞬間もありました。それでも、今週も決めた積立額を変えることなく淡々と継続しています。相場が荒れた週ほど、同じ金額でより多くの口数を積み上げられているはずだと捉え、長期目線で構えることを改めて意識した1週間でした。
※本記事は投資情報の提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
