今週の米国市場|半導体急落と中東情勢を振り返る
今週の市場概況
今週の米国市場は、中東情勢の緊迫化とFOMCを巡る思惑が交錯し、方向感の定まらない展開となりました。週明けは原油高を背景にインフレ懸念が再燃し、ハイテク株には売りが先行。一方でダウ平均はディフェンシブ銘柄やエネルギー株への資金シフトに支えられ、週間ではプラス圏を維持する底堅さを見せました。
週半ばには半導体株が一時反発する場面もありましたが、その持続力には疑問符がつく展開に。小型株(ラッセル2000)への資金流入が話題となる一方、金曜には半導体株が急落し、再びディフェンシブ資産への逃避が鮮明になりました。QQQが週間で約2%下落したのは、こうしたハイテク・半導体株の不安定な値動きを色濃く反映した結果と言えそうです。
金(GLD)も週間で3%を超える下落となり、安全資産とされる資産にも調整が入った点は印象的でした。S&P500自体も小幅ながら下落しましたが、長期積立の視点で見れば、こうした週単位の変動は想定の範囲内です。中東情勢やFOMCを巡る不透明感は来週以降も続くとみられ、引き続き市場心理の揺れ動きに注目したいところです。
マーケットデータ
| 銘柄 | 週初終値 | 週末終値 | 週間騰落率 |
|---|---|---|---|
| S&P500(SPY) | 766.48 | 759.97 | -0.85% |
| NASDAQ100(QQQ) | 718.36 | 704.40 | -1.94% |
| ダウ平均(DIA) | 518.92 | 521.37 | +0.47% |
| 金(GLD) | 379.69 | 366.61 | -3.44% |
| ビットコイン(BTC) | 81998.00 | 81334.00 | -0.81% |
今週のトピックス
月曜日(10/19)
原油高とハイテク安が示す市場心理、中東情勢とFRBの交差点
中東情勢の緊迫化を受けた原油高が週明けのセンチメントを冷やし、ハイテク株には売りが先行しました。FRBの政策スタンスとの交差点で、市場がどちらに重心を置くのか注目が集まる一週間の始まりとなりました。
火曜日(10/20)
半導体株反発の持続力を考える——地政学とFOMCの逆風
前日の下落から半導体株が一時反発しましたが、地政学リスクとFOMCを巡る不透明感という逆風の中、その持続力には慎重な見方も広がりました。
水曜日(10/21)
ラッセル2000に代表される小型株が急騰し、資金シフトの兆しとして注目を集めました。長期金利の動向とFOMCへの思惑が、投資家心理を複雑にしている様子がうかがえました。
木曜日(10/22)
米国利上げと中東リスク、半導体株反発をどう読むか
FOMCでの利上げ観測と中東リスクが同時に意識される中、半導体株は再び反発を見せました。市場参加者の間では、この反発がどこまで続くのか見方が分かれています。
金曜日(10/23)
週後半にかけて半導体株が急落し、投資家心理はディフェンシブ資産への逃避姿勢を強めました。SOXXの値動きは、今週の市場心理の変化を象徴する動きとなりました。
土曜日(10/24)
週を通じて中東情勢が意識される中、原油高を背景にエネルギー株への資金集中が続きました。一週間を振り返ると、地政学リスクが市場心理に与える影響の大きさを改めて感じさせられる内容でした。
ポートフォリオ週次レポート
今週は中東情勢を背景とした値動きの荒い相場となり、ハイテク・半導体株中心に調整が入ったことで、週間では約-30.4万円の市場変動となりました。週末評価額は約1076万円と、木曜日の1105.2万円から一時大きく調整する場面もありましたが、積立額は変えずに合計7万円分を淡々と買い付けました。
日別評価額推移
- 10/19(月): 1081.2万円
- 10/20(火): 1092.0万円
- 10/21(水): 1092.9万円
- 10/22(木): 1105.2万円(積立+6万円)
- 10/23(金): 1075.8万円(積立+1万円)
金曜日にかけての下落は正直なところ少し目を引く値動きでしたが、こうした下げ幅も長期で積み立てを続けていれば通過点の一つに過ぎません。むしろ下がった分、同じ金額でより多くの口数を積み立てられた週とも言えます。相場の上下に一喜一憂せず、来週も決めた金額を変えずに淡々と積立を継続していきたいと思います。
※本記事は投資情報の提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
