今週の米国市場まとめ|原油高と半導体資金ローテーション
今週の市場概況
今週の米国市場は、原油高と地政学リスクが投資家心理を揺さぶる展開となりました。週初から中東情勢の緊張が意識され、原油価格の上昇が続く中で、CPI発表を控えた市場は方向感を掴みにくい状況が続きました。ブレント原油が100ドル超えを記録する場面もあり、インフレ再燃への警戒と利下げ観測の綱引きが、株式市場の重石になったと感じられる一週間でした。
半導体セクターは週の前半こそ独歩高の様相を見せましたが、週後半にかけては資金ローテーションの動きが強まり、半導体株から他セクターへの資金移動が観測されました。週末にかけては利上げ観測が88%まで高まる中でも株価は底堅さを見せる場面があり、市場参加者の思惑が交錯する複雑な値動きとなりました。
結果として、S&P500・NASDAQ100・ダウ平均はいずれも小幅な下落で週を終えています。ビットコインもやや軟調に推移し、リスク資産全般に弱含みの空気が漂った一週間でした。とはいえ下落幅自体は限定的であり、長期積立を続ける立場からすれば、想定の範囲内の値動きだったと言えそうです。
マーケットデータ
| 銘柄 | 週初終値 | 週末終値 | 週間騰落率 |
|---|---|---|---|
| S&P500(SPY) | 765.96 | 764.29 | -0.22% |
| NASDAQ100(QQQ) | 718.36 | 714.88 | -0.48% |
| ダウ平均(DIA) | 528.03 | 525.79 | -0.42% |
| 金(GLD) | 399.72 | 398.77 | -0.24% |
| ビットコイン(BTC) | 78560.00 | 77327.00 | -1.57% |
今週のトピックス
月曜日(9/7)
原油高と中東リスク再燃、市場心理をどう読むか
週明けから原油価格の上昇と中東情勢の緊迫化が市場の話題となりました。CPI発表を控える中、インフレへの警戒感がじわりと広がった一日でした。
火曜日(9/8)
原油高とVIX急落のねじれ、市場心理をどう読むか
原油高が続く一方で、恐怖指数であるVIXは急落するというねじれた展開に。市場参加者の心理は一枚岩ではないことを感じさせる値動きでした。
水曜日(9/9)
半導体だけ買われる理由、CPI前夜の市場心理を読む
CPI発表を翌日に控え、半導体株だけが独歩高となる不思議な相場に。原油とCPIへの警戒が根底にありながらも、特定セクターへの資金集中が見られました。
木曜日(9/10)
ブレント100ドル超えが示す市場心理、インフレと利下げ観測の綱引き
ブレント原油が100ドルを超える場面があり、インフレ再燃への懸念が強まりました。一方で利下げ観測も根強く、市場は綱引きの様相を呈しました。
金曜日(9/11)
前日までの半導体独歩高から一転、半導体株が売られる展開に。原油高も相まって、資金ローテーションの動きが鮮明になった一日でした。
土曜日(9/12)
利上げ観測が88%まで高まる中でも株価が底堅さを見せるという、一見矛盾した動きが見られました。中東情勢も引き続き市場の重要な変数として意識されています。
ポートフォリオ週次レポート
今週の週間市場変動は約-26.5万円となり、週末の評価額は約1033万円でした。原油高やインフレ懸念、資金ローテーションなど材料が交錯する中、じわじわと評価額が下がっていく様子を見るのは、正直なところ少し落ち着かない気持ちにもなりました。
日別評価額推移
- 9/7(月): 1059.3万円
- 9/8(火): 1045.0万円
- 9/9(水): 1040.0万円
- 9/10(木): 1035.5万円
- 9/11(金): 1033.4万円
週を通じて緩やかな下落基調となりましたが、こうした値動きは長期投資においては想定内のドローダウンです。今週も決めた金額を淡々と積み立てました。下がった週は、同じ金額でもより多くの口数を積み立てられたという意味で、長期的には悪くない一週間だったとも言えそうです。相場の材料が交錯する中でも、方針を変えずに継続することを心がけています。
※本記事は投資情報の提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
