投資&資産形成

【2026年8月運用実績】+58万円のうち、38万円は相場が運んできました

2026年8月の運用実績として、総資産1,068万円、前月比+58万円、相場由来+38万円を示すアイキャッチ画像
エクラ

この記事について

今月から、毎月の運用実績を記録として残していくことにしました。初回です。

私が公開するのは、総資産の絶対額と、その増減の内訳です。「今月は増えました」で終わらせず、増えた分のうちいくらが自分で入れたお金で、いくらが相場によるものかまで分けて書きます。

積立投資をしていると、この分解をしないかぎり自分の成績が分かりません。毎月20万円入れていれば、相場が下げても総資産は増えて見えるからです。

では、8月の結果です。

総資産1,068万円。前月比+585,349円(+5.8%)。そのうち378,741円は相場によるものでした。


1. 私のポートフォリオ

先に前提を書いておきます。

項目 内容
総資産 10,684,558円(2026/8/31時点)
主力 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)…全体の71.5%
その他 NASDAQ100系、全世界株式、ゴールド、FANG+、TOPIX、個別株1銘柄
毎月の買付 約21万円
含み益 +3,082,502円(含み益率40.5%)

ほぼS&P500の一本足です。他は付け足しにすぎません。この構成が良いか悪いかは、これから毎月の記録で判断してもらえればと思います。

8/31時点の構成

銘柄 評価額 構成比
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 7,644,382円 71.5%
ニッセイNASDAQ100 2,094,849円 19.6%
iFreeレバレッジNASDAQ100(ヘッジあり) 331,906円 3.1%
eMAXIS Slim 全世界株式 225,812円 2.1%
auMAレバレッジNASDAQ100(ヘッジあり) 124,100円 1.2%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 107,211円 1.0%
楽天グループ 77,600円 0.7%
ステート・ストリート・ゴールド・オープン 34,467円 0.3%
iFreeNEXT FANG+ 22,855円 0.2%
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド 21,376円 0.2%
合計 10,684,558円 99.9%

※構成比は四捨五入のため合計が100%になりません

上位2銘柄で91.1%です。米国株、それも大型テック偏重の構成であることは自覚しています。分散が効いているとは言えません。


2. 8月に増えた58.5万円の内訳

ここが毎月いちばん大事にしている部分です。

要因 金額 純増加額に占める割合
買付(入金) +206,608円 35.3%
評価損益(相場による増減) +378,741円 64.7%
合計 +585,349円 100%

増加の3分の2が相場由来でした。

含み益率も上がっています。

項目 7/31 8/31 増減
総資産 10,099,209円 10,684,558円 +585,349円
含み益 +2,703,761円 +3,082,502円 +378,741円
含み益率 36.6% 40.5% +4.0pt

ちなみに先月は逆でした

初回なので比較対象がありませんが、7月の数字も手元にあるので出しておきます。

買付 評価損益 純増減
7月 +210,406円 -264,533円 -54,127円
8月 +206,608円 +378,741円 +585,349円

7月は21万円入れて、資産が5.4万円減った月です。評価損益が-26万円だったので、入金では埋まりませんでした。含み益率も41.3%から36.6%へ、4.7ポイント削れています。

毎月ほぼ同じ額を入れているので、動いているのは評価損益のほうだけです。そして2か月合計の評価損益は+114,208円。7月に-26万円まで沈んだものが、2か月通せばプラスで着地しました。

7月の時点でこうなるとは分かりませんでした。だからこそ記録を残しておく意味があると思っています。


3. 自動積立が動き始めました

8月から、買付を自動化しました。7月までは全部手動で発注していたものを、仕組みに落としています。

初月の結果です。

銘柄 金額 執行
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 100,000円 8/4
ニッセイNASDAQ100 30,000円 8/4
auMAレバレッジNASDAQ100 10,000円 8/4
iFreeレバレッジNASDAQ100 10,000円 8/4
自動積立 計 150,000円 全額執行

これに手動の買付を加えて、8月の買付は合計206,608円でした。

自動化した理由は単純で、「下げているから今月はやめとこう」と考える余地をなくすためです。 インデックス投資で唯一やってはいけないのがそれだと思っているので、意志ではなく仕組みで担保します。

初月は4プラン全件が設定額どおり執行されました。当たり前のことですが、当たり前に動くことを確認するのが初月の仕事です。


4. 銘柄別:S&P500が1銘柄で6割を運んだ

銘柄別は、買付を除いた評価損益で並べます。

増加額で並べると買付が混ざるためです。たとえば全世界株式は8月に+37.5%増えていますが、これは55,000円を買い足したからで、値上がり分は+6,598円にすぎません。「増加額ランキング」は、買付を除かないと嘘になります。

上位3件(評価損益ベース)

銘柄 評価損益 騰落率
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) +245,359円 +4.7%
ニッセイNASDAQ100 +86,265円 +5.9%
iFreeレバレッジNASDAQ100 +26,214円 +12.2%

下位3件(評価損益ベース)

銘柄 評価損益 騰落率
楽天グループ -5,760円 -6.9%
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド +1,971円 +20.1%
iFreeNEXT FANG+ +2,144円 +10.4%

S&P500の+245,359円は、当月の評価損益+378,741円の65%にあたります。資産の71.5%を占めているので当然といえば当然ですが、逆に言えば私の成績はS&P500次第ということです。

8月に評価損益がマイナスだったのは、楽天グループの1銘柄だけ。10銘柄中9銘柄がプラスでした。

レバレッジは今月+12.2%、先月は-9.6%

iFreeレバレッジNASDAQ100の2か月です。

7月 -9.6% → 8月 +12.2% 同じ商品の、たった2か月の値動きです。

上げの月だけ見れば魅力的に見えますが、同じ振れ幅が下にも来ます。 私のポートフォリオでレバレッジ2銘柄は合計43万円ほど、全体の4%です。この比率だから「観察対象」として持っていられる。

上がった月に比率を上げたくなるのが一番危ないので、ここは動かしません。


5. 月内の値動き:ピークは8/14

月初と月末だけ見ると+5.8%ですが、道中は一本調子ではありませんでした。

項目 日付 金額
月内ピーク 8/14 10,739,699円
ボトム 8/21 10,478,896円
最大下落率 -2.4%(約26万円)
月末 8/31 10,684,558円(ピーク比 -0.5%)

8/14に年内最高を更新して、そこから1週間で26万円下げて8/21が底。月末にかけて戻して、ピーク比-0.5%で着地しました。

実際に伸びたのは前半だけで、後半は横ばい〜やや下落です。月次の数字はこういう中身を平らにしてしまうので、毎月ドローダウンを併記することにしています。


6. 8月の上昇には「円が戻った分」が入っています

円建てで投資している以上、為替の話は避けられません。

7月30日から31日にかけて、日米両政府が円買いの協調介入に踏み切りました。協調介入は2011年の東日本大震災直後以来15年ぶり、円買い方向では1998年のアジア通貨危機以来28年ぶりです。ドル円は164円に迫る水準から一気に157円台まで動きました。

投資信託の基準価額は前日の為替を反映するので、これが口座に効いてきたのは8月に入ってからです。8月3日、S&P500が大きく上げた日に、日本の円建てファンドは2%以上下げています。

その後の推移がこちらです。

期間 USD/JPY 変化
7/31 → 8/31 160.536 → 159.959 -0.36%
8/3 → 8/31 156.115 → 159.959 +2.46%

8月1日のレートは存在しません。土曜で市場が休みだったためです。 補完すると数字が嘘になるので、7/31起点と8/3起点の両方を載せています。

実感に近いのは8/3起点の+2.46%です。介入の影響がいちばん深く出たのが8/3で、円建て資産としてはそこが底でした。

つまり8月の+58.5万円には、S&P500自体の上昇に加えて、円が介入前の水準に戻っていく力がかなり含まれています。

そして8/4の積立は、その底で執行されました

自動積立の約定日は8月4日。円高がいちばん深かった翌日です。

狙ったわけではありません。積立日が4日だっただけです。ちなみに7月の買付は、月内で最も高い水準の日に入れていました。月の底は7月30日、私が買い終わったあとに来ています。

高い日に買う月も、安い日に買う月もあります。事前には分かりません。

分からないから、止めずに入れ続ける。8月はたまたま良い側に転んだ、というだけの話です。


7. 9月に向けて

方針は変えません。

  • 自動積立4プラン(月15万円)を継続
  • S&P500中心の構成もそのまま
  • レバレッジの比率は上げない

含み益率が40.5%まで戻りましたが、これは「増えた」というより「7月に削れた分が戻った」という認識でいます。2か月合計の評価損益は+114,208円で、月あたり6万円弱。淡々と続けます。


まとめ

  • 8月の総資産は1,068万円、前月比+585,349円(+5.8%)
  • そのうち37.9万円(65%)が相場由来。残り20.7万円は入金分
  • 含み益率は36.6%→40.5%(+4.0pt)
  • 自動積立が初稼働。4プラン全件が設定額どおり8/4に執行
  • 評価損益がマイナスだったのは楽天グループ1銘柄のみ(10銘柄中9銘柄がプラス)
  • レバレッジNASDAQ100は7月-9.6% → 8月+12.2%
  • 月内は8/14がピーク、8/21まで26万円下げてから戻した
  • 円は8/3の底から+2.46%戻し、8/4の積立はその安値圏で執行された

来月からも同じ形式で書きます。増えていても減っていても、買付と評価損益を分けて出す。上がった月しか載っていない運用実績には意味がないと思っているので、下げた月こそ丁寧に書くつもりです。

ABOUT ME
エクラ
エクラ
40歳を過ぎたことをきっかけに、本格的に資産形成を開始。現在は投資信託を中心に、長期・分散・積立を軸とした運用を行っています。 年収の40%以上を投資に回しながら、実際の運用を通じて得た気づきや考えをもとに、資産形成や長期投資について発信しています。 短期の値動きに一喜一憂せず、タイミングよりも継続を重視するスタンスで取り組んでいます。
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