今週の米国市場まとめ|FOMC利上げと半導体株高の一週間
今週の市場概況
今週最大のイベントはやはりFOMCでした。週の前半は中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇し、それに伴うインフレ懸念からFRBの政策運営に対する警戒感が市場を覆う展開となりました。火曜日には半導体株が急落する場面もあり、FOMCを控えた市場心理はかなりナーバスなものだったと言えます。
水曜日にかけては原油価格の急伸と株売りが同時進行するという、方向感の掴みにくい綱引き相場となりました。そして木曜日、FOMCでは利上げが決定され、さらにSEP(経済見通し)が上方修正されたことで、金利の高止まりが改めて意識される結果となりました。通常であれば株式市場にとってはネガティブな材料ですが、金曜日には利上げ後にもかかわらず株高で反応するという、やや意外性のある値動きが見られました。特に半導体セクターの強さが目立ち、週末にかけては半導体株が独歩高となる一方で原油価格は落ち着きを見せるなど、市場参加者の間で見方が分かれている様子がうかがえました。
指数全体で見ると、S&P500はほぼ横ばいの小幅プラス、NASDAQ100は半導体株を中心に堅調に推移した一方、ダウ平均はマイナスで着地しており、セクター間の温度差がはっきりと表れた一週間でした。金やビットコインも上昇しており、インフレや金利を巡る不透明感の中で、株式以外の資産にも資金が向かっていたことがうかがえます。長期でS&P500に積み立てている身としては、こうした短期的な綱引きに一喜一憂せず、淡々と見守る週でした。
マーケットデータ
| 銘柄 | 週初終値 | 週末終値 | 週間騰落率 |
|---|---|---|---|
| S&P500(SPY) | 760.88 | 761.69 | +0.11% |
| NASDAQ100(QQQ) | 709.18 | 721.45 | +1.73% |
| ダウ平均(DIA) | 524.49 | 515.88 | -1.64% |
| 金(GLD) | 392.84 | 401.17 | +2.12% |
| ビットコイン(BTC) | 78892.00 | 81136.00 | +2.84% |
今週のトピックス
月曜日(9/14)
中東情勢とインフレ、FRBの警戒感
中東の緊張が高まる中、エネルギー価格の上昇がインフレ再燃につながるのではないかという懸念が広がりました。FRBがこうした地政学リスク由来のインフレをどう評価するのか、市場の注目が集まる週明けとなりました。
火曜日(9/15)
半導体急落とFOMC前の警戒感
半導体セクターが急落し、FOMCを目前に控えた市場心理の脆さが浮き彫りになりました。SOXX関連銘柄の値動きからも、投資家がいかに神経質になっていたかが見て取れます。
水曜日(9/16)
原油急伸と株売りの綱引き
FOMCを翌日に控える中、原油価格が急伸する一方で株式市場では売りが優勢となりました。資金がどこに向かっているのか、方向感を掴みにくい一日でした。
木曜日(9/17)
FOMCでは利上げが決定され、あわせてSEP(経済見通し)が上方修正されました。金利の高止まりが今後も続くとの見方が強まり、市場は改めてその実態を織り込む展開となりました。
金曜日(9/18)
利上げ決定を受けたにもかかわらず株式市場は上昇し、特に半導体株が牽引役となりました。強気相場の裏にどんなリスクが潜んでいるのか、慎重に見ておきたいところです。
土曜日(9/19)
半導体株が独歩高となる一方で原油価格は落ち着きを見せ、資金フローの分断が鮮明になりました。市場参加者の間で見方が割れている様子がうかがえる週末でした。
ポートフォリオ週次レポート
今週の評価額は週初の1036.5万円から週末には約1052万円まで上昇し、積立を除いた市場変動だけで約+18.7万円のプラスとなりました。今週は積立実行日がなかったため、積立合計は0万円ですが、方針通り金額を固定した自動積立を継続しています。
日別評価額推移
- 9/14(月): 1036.5万円
- 9/15(火): 1036.8万円
- 9/16(水): 1036.1万円
- 9/17(木): 1038.2万円
- 9/18(金): 1052.3万円
週の前半はFOMCを控えた警戒感からほぼ横ばいで推移していましたが、金曜日にかけて評価額が大きく伸びる展開となりました。利上げ決定という本来ネガティブに捉えられそうなニュースの後に評価額が上振れしたのは少し意外でしたが、こうした短期的な値動きに惑わされず、これからも決めた金額を淡々と積み立てていきたいと思います。
※本記事は投資情報の提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
