今週の米国市場|半導体株乱高下と中東情勢を振り返る

エクラ

今週の市場概況

今週の米国市場は、FOMCを控えた警戒感と中東情勢の複雑化という2つの不安材料を抱えながらのスタートとなりました。週明けは利下げ観測の後退から神経質な値動きが続き、市場全体に様子見ムードが漂っていましたが、原油価格の急落やApple株の首位交代など、資金の流れが目まぐるしく変わる展開となりました。

週半ばにかけては半導体株の値動きが特に注目されました。水曜日には半導体株安とFOMCへの警戒感が重なり市場心理は冷え込みましたが、木曜日には原油急騰と半導体急落が同時に発生するという珍しい展開に。しかし金曜日には一転してSOXXが急反発し、市場心理の振れ幅の大きさを改めて感じさせる一週間でした。

週を通してみると、S&P500は+1.07%、NASDAQ100も+0.86%と主要株価指数は底堅く推移し、中東情勢の緊迫感がありながらも米国株全体としては堅調さを維持した形です。一方で金(GLD)は-0.82%と下落し、資金が株式へ選別的に流入している様子がうかがえました。ビットコインも-2.83%と軟調で、リスク資産の中でも明暗が分かれる週となりました。

マーケットデータ

銘柄週初終値週末終値週間騰落率
S&P500(SPY)739.09747.03+1.07%
NASDAQ100(QQQ)682.12687.99+0.86%
ダウ平均(DIA)521.26524.32+0.59%
金(GLD)374.63371.54-0.82%
ビットコイン(BTC)64800.0062965.00-2.83%

今週のトピックス

月曜日(7/27)

FOMC控え利下げ観測後退、中東情勢複雑化が示す市場心理

週明けから市場は神経質な展開に。FOMCでの利下げ観測が後退する中、中東情勢の複雑化も重なり、投資家心理は慎重姿勢を強めました。

火曜日(7/28)

原油急落とApple首位交代、資金の行き先をどう読むか

原油価格が急落する一方で、時価総額首位の交代劇がAppleを巡って発生。資金がどこに向かっているのか、市場参加者の視線が集まりました。

水曜日(7/29)

半導体株安とFOMC、市場の警戒感をどう読むか

半導体株の下落とFOMCへの警戒感が同時に市場を覆い、ビットコインを含むリスク資産全般に慎重なムードが広がりました。

木曜日(7/30)

原油急騰と半導体急落が重なる日、市場心理を読む

一転して原油価格が急騰し、半導体株はさらに下落するという対照的な動きに。FOMCを意識した警戒感も相まって、市場のボラティリティが高まりました。

金曜日(7/31)

半導体急反発の意味、SOXX急騰と市場心理を読む

前日までの下落から一転、SOXXが急反発。VIX(恐怖指数)の動きも含め、市場心理が急速に落ち着きを取り戻した一日となりました。

土曜日(8/1)

中東緊迫でも米国株堅調、金売却が示す資金の選別

中東情勢の緊迫が続く中でも米国株は堅調さを維持。金が売られる展開となり、資金が株式へ選別的に向かっている様子が浮き彫りになりました。

ポートフォリオ週次レポート

今週のポートフォリオは、週初の981.0万円から週末967.1万円へと、約13.8万円の減少となりました(積立除く)。

日別評価額推移:

日付評価額
7/27(月)981.0万円
7/28(火)979.2万円
7/29(水)979.8万円
7/30(木)961.3万円
7/31(金)978.3万円
8/1(土)967.1万円

木曜日にかけて半導体株安や原油急騰の影響を受けてやや大きめの下落を見せましたが、金曜日には市場全体の反発とともに評価額も持ち直しました。週末にかけて再びやや調整が入る形となりましたが、S&P500自体は週間でプラスを維持しており、一時的な資産評価額の上下は想定内のドローダウンの範囲内と捉えています。

こういう荒っぽい値動きの週こそ、淡々と積立を継続することの意味を再確認させられます。相場に一喜一憂せず、長期目線でコツコツ積み上げていく方針は今週も変わらずです。


※本記事は投資情報の提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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エクラ
エクラ
40歳を過ぎたことをきっかけに、本格的に資産形成を開始。現在は投資信託を中心に、長期・分散・積立を軸とした運用を行っています。 年収の40%以上を投資に回しながら、実際の運用を通じて得た気づきや考えをもとに、資産形成や長期投資について発信しています。 短期の値動きに一喜一憂せず、タイミングよりも継続を重視するスタンスで取り組んでいます。
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